本文へスキップ
痛風・高尿酸血症の原因・症状・治療・食事療法をわかりやすく解説する医療サイト|メディカルアーカイブ

<当サイトは医療専門職が監修・運営しています>

> > 尿酸値を高くする病気

病気でも尿酸値が高くなる!?

 高尿酸血症の9割以上は尿酸値が高くなる原因がよくわからず、「一次性」と呼ばれています。一方、病気や薬の副作用によって尿酸値が高くなる場合もあり、これを「二次性」と呼んでいます。ここでは、尿酸値を高くする病気や尿酸の排泄を低下させる薬など、二次性高尿酸血症についてわかりやすく解説していきます。

<この記事の著者>
 メディカルアーカイブ所属
 薬剤師 松田俊浩※

尿酸値を高くする病気とは

 高尿酸血症の原因は大きく2つに分けることができ、ひとつは最も一般的なものではっきりとした原因がわからないものを一次性といい、もうひとつは何らかの病気や、薬剤の副作用によって引き起こされたものをいいます。一次性は高尿酸血症全体の9割以上を占めています。

 二次性高尿酸血症のうち、尿酸が過剰に作られる原因となる病気に、白血病や骨髄腫、溶血性貧血などの血液疾患や、レッシュ・ナイハン症候群などがあります。これらの病気にかかると、細胞が大量に破壊されたり、尿酸が過剰に産生されることになります。

 また慢性腎不全は排泄低下タイプの原因疾患となります。降圧利尿剤や結核薬、高脂血症薬、パーキンソン病薬などは、排泄機能の低下を引き起こします。


病名 特徴
レッシュ・ナイハン症候群 自傷行為や精神障害、痛風結節、尿路結石、不随意筋運動などが生じる遺伝病で男子に発症します。
G6p酵素欠損症 肝臓でのグリコーゲン分解が傷害される病気
赤血球増加症 赤血球が増加し、粘膜の充血や脳の循環障害などが起きます
白血病 白血球が腫瘍化し、発熱やリンパ腺肥大、肝臓、脾臓が腫れたりします
骨髄腫 免疫グロブリンのあるものが増える病気で、骨病変による痛みや病的骨折が起きます
溶血性貧血 赤血球の寿命が短くなり、貧血や軽度の黄疸が見られます
力士痛風 高度の肥満と過食が原因で起こります
慢性腎不全 腎機能が低下し、クレアチニン尿素窒素、カリウムが上昇します


尿酸値を下げる痛風の食事とは



プリン体の多い食品一覧

関連記事
3分でわかる痛風の原因
100人中○○人は痛風予備軍
痛風かどうかを調べる基準
血液検査で尿酸値と腎機能を調べる
尿検査で高尿酸血症を調べる
関節に激痛!痛風に似た病気とは
痛風患者の96%が合併症を起こす
痛風治療はどのように進める?
尿酸の排泄経路
高尿酸血症の分類

薬剤師のイメージ
<この記事の著者>
 メディカルアーカイブ所属 薬剤師 松田俊浩※
<著者の略歴>
 痛風全般はもちろんのこと、血液の病気や栄養学を専門として活動しており、痛風の正しい知識や食事療法の指導を行っている。