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痛風・高尿酸血症の原因・症状・治療・食事療法・薬物療法・プリン体・尿酸値を正しく知って、痛風を予防・改善しましょう!

> 痛風の原因

痛風の原因が3分でわかる!
知っておくべき4つのポイント

 痛風の原因は血液中の尿酸が結晶化し、そこに激痛を伴う炎症反応が起こることです。つまり、痛風と高尿酸血症は背中合わせであり、高尿酸血症を改善することが痛風の治療につながります。

目次


痛風の原因は体内で尿酸が過剰になること


 プリン体は細胞内の核に存在するDNAを構成する必要不可欠な物質であり、古い細胞が壊されたり、エネルギー代謝の際にプリン体から尿酸がつくられます。尿酸は分解されることなく体外に排泄されるため、いわば体の老廃物のようなものです。

 人間や猿のような霊長類以外の動物は尿酸を分解する酵素を持っているため、痛風になることはありません。

 健常な人の体内では尿酸の産生と排泄のバランスがとれていますが、長年の暴飲暴食や肥満、ストレス、運動不足などによって産生と排泄のバランスが崩れると体内で尿酸過剰となり、あるきっかけで痛風発作を起こすようになります。

尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症


 体内で尿酸が異常に増えた状態を高尿酸血症といいますが、痛風はこの高尿酸血症と深い関わりがあります。尿酸とは白色、無味、無臭の結晶で、通常尿などとともに体外に排泄されます。

 ⇒プリン体とは?尿酸とは?

 ところがこの尿酸はなかなか水や体液に溶けにくい物質で、プリン体の代謝異常で過剰に尿酸がつくられたり、腎臓からの排泄が低下した場合、尿酸は血液中だけでなく体全体にたまっていきます。

 血液中の正常な尿酸値は7.0mg/dl以下とされています。これは血液中に尿酸が7.0mg/dlまでしか溶ける事ができず、これを超えると尿酸が結晶化してしまうからです。血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態を高尿酸血症といいます。

100人中○○人は痛風予備軍!?


痛風発作の原因は白血球が尿酸結晶を攻撃すること


 尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態が続くと、血液中に溶けきれない尿酸は尿酸ナトリウムの結晶として析出し、関節やその周辺に沈着していきます。尿酸結晶は細長い針のような形状をしており、この結晶が体内で異物と判断され、白血球が集まってきて攻撃を始めます。

 白血球は結晶を食べる(貪食)ことで攻撃しますが、その際に白血球から炎症物質のプロスタグランジンなどが放出され、それが腫れや激痛を伴う炎症を引き起こします。

 これが痛風の原因であり、痛風の代名詞ともいえる痛風発作となります。痛風の症状は関節ならどこにでも現れますが、特に多いのが足の親指付け根や足首、かかとなどです。

痛風発作の70%はここから起きる

痛風の治療を怠ると恐ろしい事に


 初めての痛風発作の時に正しい治療をしなかったり、ほかの病気と誤診されたりすると、次の発作に襲われて苦しむ事になります。それでも治療を怠ると発作の間隔が狭くなっていき、発作が治る前に次の発作が起こるなど耐えがたい激痛に襲われる事になります。

 そして数年後には発作の起きたところや耳たぶ、ひじなどに痛風独特の結節を作ったり、骨が破壊されて関節に変形が生じたりします。

 尿酸結晶は腎臓の髄質部にもできるため、腎機能が低下し腎障害が起こります。また尿中の尿酸量が増えるため、尿の酸性が強いところに尿酸結晶ができ、尿路結石が起こります。痛風の背景には高尿酸血症があります。

 そして高尿酸血症を起こす背景に偏った生活習慣があり、高血圧や肥満、高脂血症、糖尿病などを合併しやすく、動脈硬化から虚血性心疾患、脳血管障害などを起こす危険性も高くなります。痛風はこのように尿酸の代謝異常から発生し、多くの臓器を侵す全身病であることを知っておく必要があります。

痛風発作を放置すると恐ろしい事に




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