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尿を弱酸性にすると尿酸値が下がる

尿が酸性に傾くと尿路結石を起こしやすい



 体内の尿酸値が高いと関節などに尿酸結晶が沈着し痛風発作を引き起こしますが、もうひとつの問題として高い確率で腎結石や尿路結石を引き起こします。

 尿路結石とは尿中の尿酸結晶が集まる事で結石となり、腎臓から尿管を経て膀胱に落ちていく過程で尿管の細いところで詰まるため、臓器を傷つけたりします。これにより疝痛という激しい腹痛に襲われたり、血尿が出たりします。

 1日に尿中に排泄する尿酸量が700mg以上の人には35%、1000mgを超える人には50%という高い率で尿路結石が起こるといわれています。また一般に血液の尿酸値が7.0mg/dlを超えると尿路結石の発症率は上昇し、8.0mg/dlになると62%の人が尿路結石を合併するという報告もあります。

 尿酸はもともと水に溶けにくい物質ですが、尿が酸性に傾くと尿酸はますます溶けにくくなります。つまり結晶化しやすいということです。しかも痛風の患者さんには肉食やアルコールを好む人が多く、尿が健康な人よりも酸性に傾きやすい傾向にあります。

 このため、尿をPH6.0〜7.0の弱酸性に傾ける薬物療法とアルカリ性食品を摂る食事療法を行う必要があります。

尿酸値を下げるアルカリ性食品とは


尿を弱酸性にする薬


 朝一番の尿を測定し、PHが6.0未満の人は尿アルカリ剤を服用します。アルカリ剤といっても実際に尿がアルカリ性になるわけではなく、尿のPHを少しアルカリ方向に移動させ酸性尿を弱酸性にする薬です。

 この薬にはクエン酸カリウムやクエン酸カリウム・ナトリウムが含まれており、体内で重炭酸イオンを排泄する力が働いて、その結果尿の酸性度を薄めます。

 代表的な薬としてウラリット錠があります。ただし効いている時間が長くないので、1日に3〜4回にわけて飲む必要があります。尿酸排泄促進薬を服用している人も尿中の尿酸が増加しているため、結石予防に服用したりします。

 ただしこの薬には注意点が2つあり、ひとつはカリウムを含んでいるため高カリウム血症になる恐れがあること、もうひとつは尿が過度にアルカリに傾くとリン酸カルシウムが結晶化し、これにより尿路結石ができてしまう事です。あくまで尿のPHは弱酸性の6.0〜7.0の範囲でコントロールしなければなりません。

水を飲むだけで尿酸値が下がる?




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